次亜塩素酸水とは?
◆厚生労働省の公式見解
次亜塩素酸水とは、「殺菌料の一種であり、塩酸又は食塩水を電気分解することにより得られる次亜塩素酸を主成分とする水溶液」と位置づけられています。非常に殺菌効果が高いが人体に影響が無いという、相反する特徴を持った物質です。
次亜塩素酸水とは、「殺菌料の一種であり、塩酸又は食塩水を電気分解することにより得られる次亜塩素酸を主成分とする水溶液」と位置づけられています。非常に殺菌効果が高いが人体に影響が無いという、相反する特徴を持った物質です。
◆なぜ人体に悪影響を及ぼさないのか?
それは、「次亜塩素酸」そのものが人の体内で作られているからです。白血球が病原体に対して用いる攻撃物質が次亜塩素酸です。これが、強力な殺菌効果を持ちながらも、人体には全く影響がない理由なのです。
◆現状
次亜塩素酸は、非常に不安定な物質で、すぐに分解してしまいます。
そのため、以前から効果の有効性はわかっていましたが、保存できないことが大きなデメリットとなっていました。
製造されてから、利用者の手元に届くまで、約3日。
店頭販売の場合は、1週間以上かかります。
手元に届いた際に本当に効果があるのか?目に見えないものなので、一般の方には判断ができないのが現状です。
実際は、手元に届いた時点で、ほぼ水になっているケースもあります。
規制団体がないため、悪質な商品が出回っています。