2019/9/24
お待たせいたしました。ようやく始まりました。満を持してSeirin.Labo.のHPが完成いたしました。(70%)
<エヴァ水>はお疲れ様でした。エヴァ水は年内いっぱいでリニューアルいたします。
なぜ?という声をよくいただきます。
現在、日本では、弱酸性次亜塩素酸水を作って販売している業者は数多く存在します。ところが、弱酸性次亜塩素酸水の中身を審査する機関、団体はまだありません。規制する基準がないのです。皆様が院内感染や食中毒対策として利用する重要なものであるのにも関わらずです。弱酸性次亜塩素酸水は無色透明です。見た目で良し悪しの判断は一般の方には不可能です。そのため悪質なものも増えています。
では、どうやって判断するのか?
かなりマニアックなところまでいきますので、よろしくお願いします。
それではいってみましょう♬
1)まず、購入した弱酸性次亜塩素酸水の製造元はどこですか?
これは、意外と難しい、、、ほとんどの製品には本当の製造元の記載はありません。あったとしても販売元くらいです。
2)バーコードを確認
バーコード(JANコード)が無いものはやめましょう。製品登録がされていません。そして、このJANコードに製品情報が細かく登録されているので、これを読み解きましょう。
https://www.dsri.jp/jan/check_digit.html
これで色んなことがわかります。逆に言うと、これで偽物はバレます。
3)製造元がわかったら、製造方法を聞いてください。電解法なのか、二液法なのか。これもほとんどのところが教えてくれません。なぜなら知られたくないからです。もしくは知らないからです。その他に、次亜塩素酸ナトリウム希釈水のようなものが大量に出回っています。企業秘密です!とか言うところは要注意です。人の命に関わる物の原材料や製造方法を公開できないことが許されるわけがありません。が、規制が無いため許されてしまっています。(HASH for Proは特許製法である「緩衝法」で作られています。)
4)pH(ペーハー(アルカリ性、酸性を示す単位))と濃度を確認してください。記載されていないものも多々ありますが、確認してみてください。弱酸性次亜塩素酸水のpHは6±0.5が最適です。pH7を超えてくるとアルカリ性となり、除菌効果は激減します。
5)製造日の記載はマストです。これが無いものは絶対にやめて下さい。弱酸性次亜塩素酸水は生物のように非常に不安定で長期保存に向かない成分です。通常、1~2週間、長くて半年(HASH for Proは特殊な特許製法のため1年)そんな製品の製造日を載せないのは詐欺に近いです。
6)pHを測ってみましょう。
ここまでやる人は中々いないでしょうが、販売店様はマイpH測定器を1本持っておくと良いかもですね。液をカップに入れて、測定器を入れボタンを押すだけの簡単な作業です。価格は、1万円未満です。
https://www.monotaro.com/g/00273279/
4で聞いたpHと実際にあっているか。これを確認してみましょう。ほとんどがその通りになっていないはずです。
7)濃度を測る
これはちょっと難しいですね。ですが本来ならこれが一番重要。ところがこの測定器は少々高いです。(販売店様は持っておいた方がいいですけどね、、)https://www.monotaro.com/p/1982/6878/
購入した際に測定し、4で聞いた濃度との差異はないか。この濃度が非常に重要になってきます。濃度の単位は基本的には、ppm(ピーピーエム)といいます。ほとんどの製品が濃度が無くなっているはずです。特に、最近出ている電解法で500ppmとか1000ppmとうたっている製品です。
8)なめてみる
緩衝法以外はほとんど塩っぱいです。それを噴霧したら、、、錆びますよね
さらに塩分の含有量は、pHをブレさせたり、濃度も下げてしまいます。なぜなら不純物にあたるからです。
ここまでやってみると色々とわかるはずです。
HASH for Proは、pH6.0±0.5 濃度は300ppmです。
塩っぱくもないです。
ま、、なかなかここまでは出来ませんが、、、
そんな中で、九州で、エヴァ水の500ppmを購入し、空ボトルに入れ、水で薄めて販売していることが発覚しました。完全に違法ですし、成分が変わってしまいます。弊社ではそれは偽物と判断し、今後そういった偽物を排除、そのような販売を行なっている販売店を排除するためにもエヴァ水をリニューアルすることに決定いたしました。今まで200ppmと500ppmだったものを、デザインも一新し、300ppmと500ppmとよりプロ仕様となりました。今後は安心してご利用下さい。メーカーとして徹底管理いたします。
これからインフルエンザやノロウィルスの季節となってきます。利用者の皆様は再度弊社に利用方法を確認、販売店の皆様は利用者とメーカーをしっかりと繋げる努力をお願いいたします。実際に使用するのは、末端の従業員の方々です。その方々に正しい使用方法、保存方法を伝えることがメーカーの使命だと思っております。
これからもマニアックな情報を書いていきますので、HASH for Proをよろしくお願いいたします♬