コラム

初心に帰って 次亜塩素酸水とは?

こちら東京、快晴です!
先日、不要不急の事態で弊社社長が旭川へ行った際に、「あの面白ブログ見てますよ♬って言われた」って!!

う、う、嬉しい!

こうなったら俄然張り切りますわ

と言って調子に乗り過ぎて炎上するのが世の常ですから、鼻息は荒く頭は冷静に、、、

もう連日、次亜塩素酸水の情報がネット上、TV、ラジオ、紙面、誌面で飛び交いまくります。
一括りに「次亜塩素酸水」ですよ。

そこで、もう一度、次亜塩素酸水についてわかりやすく(←自称)書いてみるつもりです。

◆次亜塩素酸水の中の主成分である「次亜塩素酸」という物質がとにかくすっごいやつなんです
つまり、「次亜塩素酸」という成分が入った水が、「次亜塩素酸水」です。
アルコールや次亜塩素酸ナトリウムより強烈な殺菌力を持ちつつ、安全!
イケメンなのに優しい!みたいな。

なぜ?

「次亜塩素酸」という物質は、人間の白血球でも作られる物質なのです。
私の好きな漫画「はたらく細胞」(←ぜひ読んでください)でも白血球はイケメンです!

トーコーローガー

「次亜塩素酸」というイケメンは実は欠点だらけです。
世の中そういうもんですよね、、

・わがまま
・気まぐれ

次亜塩素酸水=牛乳理論 を再度まとめてみました

「次亜塩素酸」は、条件が整わなければ存在し続けてくれません
すーぐに失活(効果がなくなる)します。

まず

・電解法で作られたものは失活が早いです。
理由:電解法という製法は、水と塩酸、もしくは、水と塩を電気分解して、次亜塩素酸を生成し、水を加えて「次亜塩素酸水」を作る方法です。なので、出来上がった「次亜塩素酸水」には多くの「塩」が含まれます。塩が多いと塩と反応し、「次亜塩素酸」はどんどんと失活していきます。つまり、保存には向きません。高濃度生成も難しいです。

光に弱い:「次亜塩素酸」自体が紫外線に非常に弱いです。なので、ボトルやスプレーは遮光性でなければ絶対にだめ!よく、ペットボトルや、透明なパウチで販売している業者がありますが、もう、勘弁してください。同じ業界だと思われたくないですよ><

高温に弱い:厳密にいうと、10°上がると効果が2倍になると言われています。つまり、温度が上がると効果は高くなりますが、頑張ってしまった分、失活も早くなります。60°で一瞬で失活(つまり60°の時が最強の力を発揮します)通常は20°以下がベスト。寒いのは問題ありません。(凍っても大丈夫)

不純物に弱い:塩が入っていることもそうですが、水道水で希釈したり、ボトルに品質や内部の管やスプレーのバネなどに触れることでどんどんと失活していきます。なので、水道水で希釈してボトルに保存なんて出来ません。純水での希釈ならなんとか大丈夫ですが。ボトルは何でも良いわけじゃないんです。そこが中々伝わらない!

使用期限が短い
電解法:当日から数日。
二液法:2週間〜3ヶ月
HASH for Pro(緩衝法):1年

使用方法
・スプレーやポンプは原液のままご利用ください。
・噴霧器に入れて空間除菌を行う場合は、約6倍希釈で!(噴霧器使用の場合は、保存しないので。1日で使い切ってしまうものなので)
噴霧する際に、二液法や電解法で作られた次亜塩素酸水を使用すると白化現象(白粉現象)が起こりやすいのでご注意を

濃度
・濃度はppm(ピーピーエム)という単位で表します。「次亜塩素酸」という成分がどれだけ含まれているかを表します。
電解法:10~50ppm
二液法:100ppm~200ppm
HASH for Pro(緩衝法):300ppm~
噴霧器に入れて空気除菌する際は、50ppmで十分です。

次亜塩素酸水はきちんとした使用方法、保管方法を行えば、とてつもなく有用なものです。
皆様の生活を安全かつ清潔に守るとっても素敵なものですから、皆様でじっくり育ててください♬



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