お知らせ

インフルエンザが猛威・院内感染・食中毒

◆燕市内でカンピロバクターによる食中毒が発生
(にいがた経済新聞)
◆10月8日午後9時頃、新潟市保健所から三条保健所へ、10月2日に燕市内の飲食店「海鮮家うまいもん よね蔵 吉田店」を利用した2人中2人が発熱および下痢を呈している旨の連絡があった。

三条保健所が調査した結果、10月2日に同飲食店で提供された食事を喫食した13グループ41人のうち、連絡の取れた5グループ19人中2グループ4人が、4日午後9時から、下痢、腹痛、発熱などの症状を呈しており、検査の結果、患者2グループ3人の便からカンピロバクターが検出された。

同所は、患者に共通する食事が同飲食店で提供された食事に限られること、患者2グループ3人の便からカンピロバクターが検出されたこと、医師から食中毒の届出があったことから、同飲食店が提供した食事を原因とする食中毒と断定した。なお患者は全員快方に向かっている。

一方、三条保健所が海鮮家うまいもん よね蔵 吉田店に対して行う措置は以下の通り。
・営業停止処分10月17日から18日(2日間)(10月14日から16日までの3日間営業自粛)
・調理施設の清掃、設備および器具の洗浄消毒を指示
・調理従事者に対して衛生教育を実施予定

なお今年10月16日現在、県内での食中毒発生状況は、件数24件(昨年同期15件)、患者数410人(同123人)となっている。

カンピロバクターは、ニワトリやウシなど家畜、ペット、野鳥、野生動物などあらゆる動物が持っている細菌。 食中毒の原因菌だが、乾燥に非常に弱く、通常の加熱調理で死滅することが知られているという。

◆インフルエンザで学級閉鎖 上越市内3校4学級で 今シーズン初
(上越タウンジャーナル)
上越市教育委員会は2019年10月15日、インフルエンザによる欠席者が増加したとして、市立小学校で学級閉鎖の措置を取ったと発表した。春日小5年2組、高志小6年3組、大潟町小2年1組と3年1組の3校4学級で、市立小中学校でのインフルエンザによる学級閉鎖措置は今シーズン初。

市教委によると春日小5年2組は33人中6人、高志小6年3組は28人中7人、大潟町小2年1組は22人中5人、同3年1組は35人中8人が欠席した。学級閉鎖期間は春日小が13〜17日、高志小が16、17日、大潟町小が16〜20日。

市教委によると、昨シーズンにインフルエンザによる学級閉鎖措置が初めて取られたのは今シーズンより1か月以上遅い11月26日だった。

県福祉保健部は今月9日、県内がインフルエンザの流行期に入ったと発表。12月上旬に流行期入りした昨年と比べて、今年の流行期入りは約2か月早いという。

◆インフルエンザで休校や学年・学級閉鎖 札幌で今季初
(朝日新聞)
札幌市教委は15日、インフルエンザによる欠席者が多数出たため、翌16日から、東区の伏古小学校を休校、豊平区のかっこう幼稚園(年少)を学年閉鎖、手稲区の新発寒小学校(2年1組)と東区の札幌中学校(1年1組と同5組)で学級閉鎖の措置を取ると発表した。同市のこうした措置は今シーズン初めて。

◆「インフルエンザ」福島県流行入り 避難所での集団感染に注意
(福島民友)
県は16日、県内でインフルエンザが流行入りしたと発表した。県感染症発生動向調査週報(7~13日)で、県内82の定点医療機関から報告された患者数が91人で、1定点当たり1.11人となり、流行開始の目安(1定点当たり1人)を上回った。県は台風19号に伴う避難所などでの集団生活で感染拡大の危険性が高まるとして、手洗いやマスク着用などを呼び掛けている。

中核市、保健福祉事務所別の患者数は県中47人、郡山市16人、県南12人、県北8人、福島市4人、いわき市3人、会津1人。



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