お知らせ

カンピロバクターによる食中毒にご注意を

松山の飲食店で9人が食中毒 2日間営業停止(愛媛新聞)

松山市保健所は28日、同市三番町2丁目の飲食店「鳥よし」(芳之内光さん営業)で食事をした24~47歳の男女9人が、下痢や腹痛などを発症したと発表した。患者の便からカンピロバクターが検出され、同店の食事が原因の食中毒と断定。食品衛生法に基づき29日まで2日間の営業停止処分とし、食品の衛生的取り扱いの徹底を指導した。市生活衛生課によると、13日に店で食事をした5グループ28人のうち1グループ9人が15、16両日に発症し、5人が受診した。入院者はおらず、現在はほぼ回復しているという。

鳥料理を食べて食中毒になった場合の原因菌のほとんどが「カンピロバクター」です。

流行時期は、年5~7月、それに10月前後に多くなり、行楽シーズンとも重なっています。主な症状は、腹痛、下痢、嘔吐、発熱を主な症状として、まれに血便を生じることもあります。通常は、2~5日で回復しますが、再発することもあります。また、最近注目されている合併症で、下痢後1~3週間後に手足の麻痺や顔面神経麻痺、呼吸困難などを起こす「ギラン・バレー症候群」を起こすこともあります。カンピロバクター感染症は、カンピロバクター属の細菌によって引き起こされる感染症で、主にカンピロバクター・ジェジュニという細菌が原因となっています。国内で発生する食中毒の中では、サルモネラ感染症とともに、件数、患者数ともに毎年上位にランクされており、近年、増加傾向にあります。カンピロバクターは、ウシやブタなどの家畜や鶏などの腸管に広く存在していますが、特に鶏の保菌率が高いといわれており、市販の鶏肉は高率で汚染されているという報告もあります。潜伏期間は、2~5日です。小児から高齢者まで幅広い年齢層で発症します。10~20代が発症年齢のピークとなっており、性別では男性の方が多い傾向があります。

 

強烈に強い菌ではないのですが、鳥料理は今だに加熱しない方が好まれる場合があり、そのため毎年多くの食中毒が発生します。熱や乾燥に弱い菌ですので、火を通す事で対策可能ですが、HASH for Proで十分対応できます。まな板、包丁、食器類の除菌をHASH for Proでしっかりと行うクセづけを♬



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