コラム

次亜塩素酸ナトリウム水と次亜塩素酸水の違い

ここ最近、「次亜塩素酸ナトリウム水を希釈して噴霧したいので、機械だけください」と言った問い合わせが増えております。

名前が似ておりますね〜

「次亜塩素酸ナトリウム」
別名、次亜(ジア、ジアソー)と言われます。
皆様がパッとわかるのは、「ハイター」のようなものです。

強烈なアルカリ性です。

次亜塩素酸ナトリウムの、殺菌成分は、「次亜塩素酸イオン」です。
次亜塩素酸水の殺菌成分は、「次亜塩素酸」です。

次亜塩素酸イオンに比べ次亜塩素酸は約80倍の殺菌効果を持っています。

日本では、通常
12%か6%の「次亜塩素酸ナトリウム」が売られています。

濃度を表す単位で言うと、それぞれ
12万ppmと6万ppmという強烈な濃度です。

もちろんそのままですとおっそろしいので、200ppm前後まで希釈して使用します。

それが「次亜塩素酸ナトリウム水」です。
つまり、「次亜塩素酸ナトリウム」を薄めたものが「次亜塩素酸ナトリウム水」

それを、超高純度の水で希釈とかキャッチコピーをつけて販売しているのが現状

それを噴霧する行為自体が危険です。
頭痛を起こす方も出てくるかもしれませんし、希釈を間違えたらおおごとです。

その他にも二酸化塩素や、亜塩素酸水だ、難しい名前が出てきます。
最近は、新聞で、ホタテの成分で殺菌!となっています。(以前流行りましたね〜)

以前もお伝えしたように
アプリでバーコードリーダーを落とし、JANコードを確認(まともな会社なのか、本業は?)
飲料水適合試験結果を持っているか(噴霧して良いものは飲めて当たり前。体内に入れるものなので)

人は不思議で、口から摂取するものには敏感ですが、鼻から吸い込むものには何も調べない、、、
体内に入るという意味では同じですよ。

鼻から入るものにももう少しケアしてあげてください。

販売店の皆様、エンドユーザー様へ正しい知識をお伝えできるようよろしくお願いいたします。



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